東京芸術大学合格実績!偏差値44から現役合格の勉強法 ~前編~

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共通テスト前は共通テスト過去問のみ
『得点奪取』シリーズで記述・論述対策
記述ノートの作成でレベルアップ
「あ、解ける」ヒロインになった瞬間
まとめ

高校の偏差値が44、模試すら受けたことがない状態から、国立の東京学芸大学に合格します。共通テスト本番で、全体で7割は得点できるように。これで十分に勝負が出来るという手応えを得て、2次試験の国語対策に力を入れます。

共通テスト前は共通テスト過去問のみ

共通テスト前の期間に入ってからは、新しい参考書は取り上げず、共通テストの過去問のみに集中します。国公立大志望のため、共通テストの過去問に取り組むと決めた日には受験する全科目に取り組み、次の日には復習する、という形で演習の日と復習の日に分けて進めて行きました。

7月の受験勉強開始時に試しに取り組んだ共通テストの過去問では、3割程度しか得点出来なかったのが、結果的に本番ではどの科目も7割程度の得点が出来ました。共通テストで、2次試験では十分に勝負が出来る点数を取ることができ、良い流れでここから私大と国立2次試験の対策に入ります。

とはいえ、国立大の2次試験対策がメイン。そのため、私大の対策も行いましたが、共通テスト後の勉強はほぼ国語のみに絞りました。

『得点奪取』シリーズで記述・論述対策

共通テスト後の勉強は『得点奪取』シリーズで、現代文の記述・論述対策、古文と漢文の記述対策に取り組みます。この『得点奪取』シリーズは、国公立2次試験と私大対策のための参考書。本番の入試よりも難しいレベルの問題もあるなど、全体として難しい部類に入る参考書と言えます。

しかし、今までは入門編といえる『ことばはちからダ!』しか現代文の参考書として取り組んでいなかったため、現代文で初めて国語の入試レベルの参考書を解くことができたこと、そして解説も丁寧な参考書であるため、「楽しい」という気持ちを持ちながら勉強していきます。実力が付いてきたとはいえ、まだまだ取り組むには難しいレベル。参考書に載っている記述問題をただ解くのではなく、「記述ノート」を作りながら取り組みます。

記述ノートの作成でレベルアップ

得点奪取』シリーズを取り組みながら「記述ノート」を作っていきます。参考書にある問題を実際に解いてみて、問題の内容に関する解説を自分で理解できるようにまとめながら勉強します。

どこで間違ったのか、どこで躓いたかをまとめ、反省点やどうすれば点数を取れるのかなど、自分の考えを書くなど、積極的に記述ノートを作成し活用しながら勉強を進めて行きました。反省や感想など気がついたことをそのまま書き、さらにその改善策をどうすればいいかまで踏み込んで書きます。

さらに、取り組んだ問題文の要約も作るなど日々の勉強の中でノートを作ることを通じて総合的な記述対策が自然と出来ていました。ノートの作成には、現代文では2時間、古文・漢文では1時間から1時間半をかけ、書いた要約を読み、さらにそれを基に本文を読み直すなど、ここでも丁寧に勉強を進めて行きます。

「あ、解ける」ヒロインになった瞬間

学芸大の過去問にはギリギリになってから取り組みました。『得点奪取』シリーズの2周目に点数が上がってきて、「読めている」という感覚を持ち、記述ノートの効果を実感。

過去問に手応えを感じ始めます。2月上旬には私立大学を2校受験し2校とも合格。そして、本命の学芸大学です。2次試験では「あ、解ける」と思えるほど実力が付いていました。要約問題が出題されましたが、『得点奪取』シリーズに取り組むたびに記述ノートで要約を毎回やっていたため、全く苦にせず解くことが出来ました。

時間的には厳しかったものの、確実に点を取れた、という手応えを持って試験が終了。そして、無事学芸大に合格してヒロインになることができました。最終的には、受験した大学全部に合格するという結果。

1冊1冊、1問1問を丁寧にやったことで、高3の7月からのスタートでも現役で学芸大学に合格することが出来ました。

まとめ

高校3年の7月まで受験対策を特にしていたわけでもなく、受験勉強のスタート次には共通テストの過去問で3割程度の得点しか取れませんでした。得意科目だった国語を軸に考え、2次試験で国語1科目で受けられる大学を志望校にした戦略も大事なポイント。

勉強開始から受験までの期間が短かったため、たくさんの参考書に手を出すのではなく、ターゲットを絞った参考書を選んで取り組みました。7月から夏の間で基礎を固め、9月から冬前までは共通テスト対策、そして直前期には共通テスト対策と2次試験対策とプラン通りにスムーズに進んだことは合格の要因のひとつでしょう。

しかし、彼女がヒロインになれた一番の理由は、ひとつひとつのことを丁寧に取り組んだことです。音読や記述ノート、さらには要約など、自分が納得して理解出来るまで追求していった結果が、合格に結びついたと言えます。また、難しい問題に取り組んだ時も「楽しい」と思えた教科が国語であり、その国語が受験勉強の中心にあったことも良い結果を生んだことでしょう。

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